イラン人監督作品に最高賞=早川監督、受賞逃す―仏カンヌ映画祭

【カンヌ時事】フランスで開催された第78回カンヌ国際映画祭は24日夜(日本時間25日未明)の授賞式で、コンペティション部門の最高賞パルムドールをイランの名匠ジャファル・パナヒ監督の「シンプル・アクシデント」に授与した。日本から唯一ノミネートされていた早川千絵監督の「ルノワール」は受賞を逃した。
受賞作は、自動車で犬をひいた事故が思わぬ出来事に発展する物語。パナヒ監督は「チャドルと生きる」(2000年)でベネチア国際映画祭の金獅子賞、「人生タクシー」(15年)でベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞。パルムドールの獲得により、世界三大映画祭で最高賞を制覇した。
反体制派を支持したとして、イランで2度投獄されたパナヒ監督は、困難な状況の中で映画製作を続けてきた。授賞式では「私の国の自由」を訴え、会場の映画関係者や観客からスタンディングオベーションを受けた。
[時事通信社]

最新動画
最新ニュース
-
松本紘さん死去、82歳=元京都大学長・宇宙電波科学
-
自民・小林鷹氏、2万円給付を疑問視
-
コメ5キロ4176円=3週連続下落
-
中村優が1軍合流=注目のドラフト1位新人―プロ野球・ヤクルト
-
コープデリ、今夏に宅配を一斉休業=8都県で5日間、猛暑対策で
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎