亀田和、3階級制覇ならず=重岡銀は王座奪還失敗―IBF世界戦

国際ボクシング連盟(IBF)のタイトルマッチ2試合が24日、インテックス大阪で行われ、フェザー級は同級1位の亀田和毅(TMK)が、王者のアンジェロ・レオ(米国)に0―2の判定で敗れ、日本男子8人目の3階級制覇はならなかった。戦績は6年ぶりの世界戦だった亀田和が42勝(23KO)5敗。レオは初防衛に成功し、26勝(12KO)1敗とした。
ミニマム級では同級4位の重岡銀次朗(ワタナベ)が、チャンピオンのペドロ・タドゥラン(フィリピン)に1―2の判定で敗れ、昨年7月に失った王座の奪還はならなかった。
戦績は重岡銀が11勝(9KO)2敗1無効試合。初防衛に成功したタドゥランが18勝(13KO)4敗1分け。
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◇亀田和毅の略歴
亀田 和毅(かめだ・ともき)08年11月にメキシコでプロデビュー。13年8月にWBOバンタム級王者となり、日本選手で初めてWBOタイトルを獲得。3度の防衛に成功した後、王座を返上。18年11月にWBCスーパーバンタム級暫定王者となり、2階級制覇を達成した。19年7月に米国で王座統一戦に敗れた。亀田3兄弟の末弟。右ボクサーファイター。171センチ。33歳。大阪市出身。
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◇重岡銀次朗の略歴
重岡 銀次朗(しげおか・ぎんじろう)18年9月にプロデビュー。23年1月に挑戦したIBFミニマム級タイトルマッチは王者の負傷で無効試合に。同年4月に暫定王者となり、半年後、王座統一戦でTKO勝ちして正規王者となった。昨年7月にタドゥランに敗れプロ初黒星。兄はWBCミニマム級前王者の優大。左ボクサーファイター。153センチ。25歳。熊本市出身。
[時事通信社]

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