随意契約
随意契約 国や自治体などが事業の発注先を決める際、競争入札などではなく、特定の相手と予定価格を決めた上で契約する方法。手続きにかかる手間や経費が抑えられるほか、急いで発注したい場合に向いている。一方、発注する側が契約先を恣意(しい)的に決めるため、透明性に欠ける。新型コロナウイルス対策で配布された布マスク「アベノマスク」の発注時にも採用され、業者の選定理由や情報開示などを巡って国会での論戦や訴訟に発展した。
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