浅野、勢い呼ぶ先制打=「一番若い自分が」と気迫―プロ野球・巨人

激しい雨が続いた伝統の一戦を、巨人が何とか制した。輝いたのは、高卒3年目の浅野。先制打に追加点をもたらす好走塁も見せ、連敗ストップに貢献。「負けが続いていたので、阪神に勝ちたかった。気合が入っていた」と振り返った。
序盤から再三の好機を生かせない重苦しい展開。無死一、二塁とした四回、外角のスライダーを踏み込んで引っ張ると、打球は左翼線へ。貴重な先制点を挙げた。3試合ぶりのスタメン起用に応え、「食らい付いていった。よかった」。
その後の走塁も光った。1死となって三塁にいた浅野は、遊ゴロで果敢にスタート。思い切りよく本塁に頭から滑り込んだ。一度はアウトの判定だったが、リクエストが実ってセーフに。戻っていたベンチで雄たけびを上げ、「一番若い自分がああいうことをしたらチームが盛り上がる」。この回は一挙4点。気迫でチームに活気を与えた。
期待されながらレギュラーに定着できない現状は、本人も十分に理解している。「継続することが難しい。満足せずに結果を出し続けられるように」。岡本ら主力の離脱は、若手にとっては大きなチャンスだ。
[時事通信社]

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