2025-05-20 21:10スポーツ

激戦制した早大=3連覇に望み―東京六大学野球

 早大が明大との激戦を制した。小宮山監督は「本当に明治は強かった」と疲れをにじませた。
 3点リードの九回裏に明大の主砲、小島に3ランを浴びた。さらに走者を一人出したところで、前日にノーヒットノーランを達成した伊藤樹が登板し、後続を併殺打に。延長十回表、先頭の吉田瑞が甘く入った直球を逃さず左翼席に運んだ。リーグ戦初の本塁打が貴重な決勝点となり、「たまたまいいところで出てくれた」と喜んだ。
 伊藤樹は自らの適時打で追加点を挙げ、十回裏も続投。最後の打者は151キロの直球で空振り三振に仕留めた。
 1回戦を落としてから連勝し、3連覇に望みをつないだ。残すは伝統の早慶戦。吉田瑞は「慶応にだけは負けちゃいけない」と闘志を燃やした。
[時事通信社]

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