セブン銀株、伊藤忠に一部売却=コンビニ事業に集中―セブン&アイ

セブン&アイ・ホールディングスが、傘下のセブン銀行の一部株式を伊藤忠商事に売却する方向で調整していることが20日、分かった。カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受ける中、コンビニ事業に経営資源を集中させ、単独での企業価値向上を急ぐ。
セブン&アイ傘下のセブン―イレブン・ジャパンとイトーヨーカ堂、ヨークベニマルは、2025年3月末時点でセブン銀株の約46%を保有している。セブン&アイは3月に打ち出した事業戦略で、成長投資に3兆2000億円を振り向ける一方で、セブン銀株の保有比率を40%未満に引き下げ、非連結化する考えを示していた。
一方、伊藤忠傘下のファミリーマートは、現在コンビニATMの運営を大手銀行や地方銀行が出資するイーネットに委託しているが、今後セブン銀との連携を強化する可能性もある。
セブン&アイは、「現時点で決定している事実はない」とコメントしている。
[時事通信社]
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