久常、上位迫れず=経験積んだ22歳―全米プロゴルフ

優勝争いとは離れたところでホールアウトした久常は、「残念。申し訳ない」。3日目を終えてトップ10圏内まで3打差。最終ラウンドは前半に崩れ、上位に迫れないまま終わった。
「今週はすごくいいプレーをしていたが、あの1ホールで全部台無しにした」。そう悔やんだのが7番(パー5)のダブルボギー。第3打がグリーン手前の池に入り「気持ちがちょっと切れたというか…」。前半で三つスコアを落として折り返した。
1打でも挽回したかった後半は、全てパー。15番ロングは精度の高いアプローチで1.5メートルのチャンスをつくったが決められなかった。「あと1打、2打。その辺がメジャーだと大きい」と痛感した。
自身4度目のメジャーを終えた22歳は「場慣れしないといけない」と感じた。松山英樹も予選落ちした中、日本勢でただ一人決勝ラウンドに進み、3日目の途中には首位争いにも加わった。得がたい経験を積んだのは確かだろう。(シャーロット時事)
[時事通信社]
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