ルーマニア新大統領に親欧州派=やり直し選で極右候補下す
【ベルリン時事】東欧ルーマニアで18日、やり直し大統領選の決選投票が実施され、親欧州で中道無所属のニクショル・ダン・ブカレスト市長(55)が勝利した。4日の第1回投票で最多票を得た極右政党「ルーマニア人統一同盟」のジョージ・シミオン党首(38)は及ばなかった。大統領任期は5年で、権限は限定されているが国防などで一定の役割を担う。
選挙管理当局によると、開票率99%超で得票率はダン氏が53.85%、シミオン氏が46.15%。ダン氏は、ルーマニアが加盟する欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)を強く支持。公約で日本を含む「インド太平洋地域との連携」も訴えた。
大統領選は昨年11月に行われ、第1回投票で「泡沫(ほうまつ)候補」扱いだった親ロシアの右派ジョルジェスク氏が首位に立ったが、ロシアの選挙干渉などが指摘され無効となった。やり直し選第1回投票では与党統一候補が脱落。チョラク首相が辞任するなど、政治混乱に拍車が掛かっていた。
[時事通信社]
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