2025-05-16 19:51スポーツ

内山、バウアーから一発=右翼守り、打撃で貢献―プロ野球・ヤクルト

1回、逆転の3ランを放つヤクルトの内山=16日、神宮
1回、逆転の3ランを放つヤクルトの内山=16日、神宮

 ヤクルトの5番に入った内山が、鮮やかな一発を放った。
 1点を先取された直後の一回裏、マウンドにはDeNAのバウアー。2死一、二塁の場面で、速球を狙い澄ましたように振り抜いて左翼席へ。今季2号となった3ランを「先制された直後に取り返すことができてよかった。最高の形になってくれた」と振り返った。
 身長172センチと小柄でも、パンチ力がある。村上、長岡、塩見を故障で欠く打線で、このところは右翼を守ってクリーンアップの一角を任されることが多い。「僕はロング(長打)が打てるのが魅力」との言葉通りの打撃を見せた。
 将来のヤクルトの正捕手として期待されているが、昨季は腰のけがもあって思うような結果を残せなかった。今季を前に、捕手へのこだわりを口にしつつも「打撃でチームに求められれば、他のポジションでも出たい。1試合でも多く出られればいい」と語っていた。外野や内野も守りながら、苦境にあるチームで奮闘している。 
[時事通信社]

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