ロシア、ウクライナと直接協議へ=プーチン氏、トルコ入りせず―3年ぶり、停戦は不透明
【イスタンブール時事】ロシアのウクライナ侵攻を巡る両国の直接協議が15日、トルコの最大都市イスタンブールで始まる予定だ。ウクライナのゼレンスキー大統領は首脳レベルでなければ無意味だとして「トルコでプーチン大統領を待つ」と呼び掛けたが、ロシア側は14日夜に高官レベルの代表団を決めた。
首脳会談が準備された様子はなく、ロシアのペスコフ大統領報道官は15日、プーチン氏は現地入りしないと米メディアに説明した。トランプ米大統領は15日、協議が進展すれば16日にトルコを訪問すると述べた。
直接協議は、ロシアのウクライナ侵攻から間もない2022年春に決裂して以来3年ぶり。ロシアが停戦に応じるかは不透明で、ウクライナ側は「時間稼ぎ」(ポドリャク大統領府長官顧問)を警戒している。
ゼレンスキー氏は12日からの実施を迫った30日間の停戦が無視されたことを受け「15日にトルコでプーチン氏を待つ」と首脳会談を提案。ロシア側はこれに応じなかった格好になる。
ただ、ウクライナ側は14日、停戦を得ることが条件だとしつつ「あらゆる形式の協議に臨む用意がある」(イェルマーク大統領府長官)との立場を確認した。ゼレンスキー氏は15日、トルコの首都アンカラに到着し、エルドアン大統領と会談した。終了後の記者会見で、ウクライナ代表団はウメロフ国防相が率い、自身は加わらないと明らかにした。
[時事通信社]
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