物議醸したF1ドライバーの悪態罰則 FIAが緩和
【パリAFP=時事】国際自動車連盟(FIA)は14日、グリッドからの反発を受け、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)ドライバーの悪態に対する、物議を醸した罰則を緩和した。≪写真は国際自動車連盟〈FIA〉のモハメド・ビン・スレイエム会長≫
今週末に行われる今季第7戦のエミリアロマーニャGPを前に、FIAは出走停止の恐れを取り除くとともに、「基本の最大罰金を1万ユーロ(約164万円)から5000ユーロ(約82万円)に引き下げる」と述べた。
重要なポイントとして、新たなガイドラインではレーススチュワードが「制御された」状況と「制御されていない」状況での悪態を区別するようになった。これにより各ドライバーは、例えばレース中の無線など、ドライバーがその場の熱気に任せてののしることに対して、より寛容な対応が取られるようになる。
FIAは声明で、「制御された状況には、記者会見などが含まれる一方、制御されていない状況とは、トラック上やラリーステージ中にドライバーやチームが発する自発的なコメントを指す」と説明している。
以前の方針は、記者会見で暴言を発したとして制裁を受けたレッドブルのマックス・フェルスタッペンらから激しい批判を受けていた。
この規則の緩和は、今年後半に再選を控えているFIAのモハメド・ベン・スレイエム会長への公開書簡の後に行われたもので、その中でドライバーたちはFIAに対し、選手を大人として扱うよう求めていた。【翻訳編集AFPBBNews】
最新動画
最新ニュース
-
永瀬、あっけなく敗退=本来の姿、見せられず―世界柔道
-
中村優が1軍合流 プロ野球
-
コメ5キロ4176円=備蓄米効果で3週連続下落
-
男子81キロ級の永瀬 世界柔道
-
イスラエル選手が棄権=パリ銀のヘルシュコら―世界柔道
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎