コロンビア、「一帯一路」正式参加=対米巻き返し図る―中国
【北京時事】中国の習近平国家主席は14日、南米コロンビアのペトロ大統領と北京の人民大会堂で会談した。習氏は中国企業による投資促進やコロンビアからの輸入拡大を表明。会談後、中国主導の巨大経済圏構想「一帯一路」にコロンビアが正式参加するための協力文書が調印された。
習政権は近年、一帯一路を通じたインフラ支援などによって中南米での影響力を拡大させてきた。しかし、トランプ米政権の圧力を受け、パナマが2月に一帯一路から離脱する方針を発表した。中国は今回、コロンビアを取り込むことで巻き返しを図った形だ。
中国外務省によると、習氏は14日の会談で、一帯一路への参加は「2国間協力の質を高める機会になる」と強調。「政治的相互信頼と戦略的意思疎通を強化していこう」と呼び掛けた。ペトロ氏は「個別の国家による国益追求の動きは世界のためにならず、各国は団結して対応する必要がある。中国と共に途上国の利益を守る」と応じた。
[時事通信社]
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