五輪が生んだ新たな形=パリ中心部に無料ファンゾーン―全仏テニス

【パリ時事】テニスの四大大会第2戦、全仏オープン(25日開幕)で、無料ファンゾーンが大会期間中の6月4日から閉幕翌日の9日までパリ中心部のコンコルド広場に設置される。広さは約5000平方メートルで、最大5000人を収容できる。昨夏のパリ五輪では同様のエリアがトロカデロ広場に設けられた。
広場では2台の巨大スクリーンが置かれて試合が観戦できるほか、グッズも販売される。そして、この企画の目玉が選手の登場。9日にはシングルス、ダブルス、ジュニア、車いすの各種目優勝者がファンゾーンに迎えられる。
パリ五輪では連日、メダリストたちが登場するイベントが催され好評だった。全仏オープンでも選手と交流できる機会をファンに提供する。五輪がきっかけで生まれた新たな形と言える。大会会場となるローランギャロスはパリ市内だが中心部からは遠い。新たな企画により、市の中心部でも全仏テニスの雰囲気が感じられることになる。
コンコルド広場はパリ五輪でスケートボードなどアーバンスポーツの会場となり、パラリンピックでは開会式の舞台となった。普段は地元の人だけでなく旅行者も多く訪れる場所。大会責任者のアメリ・モレスモ氏は「市民、観光客、興味を持ってくれる全ての人にローランギャロスを体験できる機会を提供することは、私たちにとって非常に重要だ」としている。
[時事通信社]

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