2025-05-10 17:09スポーツ

菅野、抜群の安定感=巧みな投球術で4勝目―米大リーグ・オリオールズ

エンゼルス戦で先発登板したオリオールズの菅野=9日、アナハイム(AFP時事)
エンゼルス戦で先発登板したオリオールズの菅野=9日、アナハイム(AFP時事)

 巧みな投球術で快投を演じた。オリオールズの菅野はメジャー移籍後自己最長の7回3分の1を投げて1失点。スライダーやカットボールを低めに集め、「いろいろ工夫しながら、きょうは曲がり球が良かったので何とか長いイニングをいけた」。3安打無四球の内容に自ら及第点をつけた。
 直近5登板で4度目となるクオリティースタート(先発で6回以上を自責点3以内)をマーク。チームの連敗を5で止め、「流れに乗れない時にこういう仕事ができるというのは自分自身うれしい。価値ある1勝だった」と胸を張った。
 チームの勝ち頭となる4勝目。ベンチから投球を見守ったハイド監督は「うまく緩急をつけ、(相手が)予測できないような投球で打者のバランスを崩していた」と称賛。先発ローテーションの柱として活躍する35歳は、持ち味の制球力が光った好投に「収穫はいろいろあった。次の試合以降につながる投球になった」と手応えを感じていた。(アナハイム時事)
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集