インドに反撃、パキスタン首相「核会合開催」=軍事施設標的で緊張激化
【ニューデリー時事】パキスタン軍は10日未明(日本時間同日午前)、首都イスラマバード近郊ラワルピンディを含む国内3カ所の空軍基地がインド軍の攻撃を受け、反撃作戦を始めたと発表した。シャリフ首相は、核兵器の運用を担う最高意思決定機関「国家指令本部(NCA)」の会合を同日開くと表明。しかし、その後ハワジャ国防相がNCAの開催予定はないと否定しており、情報が錯綜(さくそう)している。
報道によれば、パキスタン軍は反撃としてインド北部にある超音速巡航ミサイル「ブラモス」の保管施設を破壊。インド・パンジャブ州パタンコートの飛行場などにも打撃を加えた。インド軍が軍事作戦開始時に目標としていた「テロリストの施設」にとどまらず、主要軍事施設を狙ったことで衝突はエスカレートしている。
AFP通信によると、シャリフ氏は反撃作戦に関して声明を出し、「罪のない人々が流した血の報復を果たした」と強調した。係争地カシミール地方のパキスタン側では、インド軍の砲撃により9日夜以降少なくとも民間人11人が死亡、56人が負傷した。
パキスタンは通常戦力ではインドに遠く及ばない。しかし、全米科学者連盟によると、核弾頭保有数ではインドの推定180発に対し、同170発とほぼ拮抗(きっこう)している。
[時事通信社]
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