浅尾環境相「改めておわび」=昨年の水俣病マイク問題―熊本

浅尾慶一郎環境相は30日、熊本県水俣市を訪れ、水俣病の被害者団体との懇談会に出席した。昨年の懇談では、環境省職員がマイクを切って、団体側の発言を遮断する問題が発生。浅尾氏は「不適切な運営があったことを改めておわびする」と謝罪した。
団体側は、被害者が確実に救済されるよう認定制度を見直すことや、地域住民の健康調査の適切な実施などを要求。浅尾氏は「つらい状況にある方々にできる限り寄り添った対応をする」と述べた。
昨年は、発言遮断を受けて、当時の伊藤信太郎環境相が現地を再訪して謝罪する事態に発展した。例年1日のみだった懇談の場について、環境省は今年、時間を確保する観点から、5月1日までの計2日間にわたって設定した。
懇談に先立ち、浅尾氏は水俣市内にあるケアホームなどを訪問。水俣病患者らと面会した。
[時事通信社]

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