ブラジルでチョコ市場参入=日清食品、新たな成長の柱に
【サンパウロ時事】空腹を感じたら「チョコ」っとつまんで―。日清食品ホールディングスの子会社ブラジル日清は29日、チョコレート製品を6月に発売すると発表した。ブラジルで主力の即席麺以外の市場に参入するのは初めてで、新たな成長の柱に位置付ける。
現在は日清食品傘下のブランドが、ブラジルで即席麺の販売を開始して今年で60年。同社の即席麺は今では市場で約7割のシェアを誇る「国民食」となった。需要増加に対応するため、来年には同国の第3工場が完成する。
ブラジル日清の鈴木隆之社長はサンパウロで行ったチョコレート製品に関する記者会見で、即席麺の強みを伸ばしつつ「中長期的にチャレンジする機会だ」と話した。当初は南部を中心に商品を展開した後、ブラジル全土や南米全体に販路を広げたい考えだ。
発売する製品は、日本やアジア市場で人気の円盤状の菓子。1個9.99レアル(約250円)で販売するが、チョコ菓子は他社との競争が激しい。原宏輔マーケティング担当取締役は、日本発の商品という強みも生かし「小腹がすいたときに食べてほしい」と語った。
[時事通信社]
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