オリオールズの菅野、光った投球術=ヤンキースから8奪三振―米大リーグ

カード初戦の先発。オリオールズの菅野は、巨人時代から「頭を取るのはすごく大事」と強く意識していた。今回はチームが3連敗していた中、同じア・リーグ東地区の首位、ヤンキースが相手。重要度が増した状況で、しっかりと役目を果たした。
メジャー自己最多の8奪三振。スプリットで仕留める場面が目立った。ただ、本人にとってはそこに至るまでの「過程が良くなった」。直球、カーブとも「効果的に使えた」と振り返り、スライダー系の出来にも納得。投球術が光った。
五回無死一塁では、それまで2安打された主砲ジャッジと対戦。追い込んでからの5球目は94マイル(約151キロ)の直球で押し込んでファウル。直後にきっちり落として三振を奪い、「ただでは終わらなかったのがよかった」。
5回無失点で3勝目。95球を要し「もう1イニング投げないといけない」とも口にした。35歳のオールドルーキー。目先の勝敗に一喜一憂しないところに、強い責任感がにじむ。(ボルティモア時事)
[時事通信社]
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