2025-04-28 09:00スポーツ

大の里、東正位で綱とり=高安が三役復帰―大相撲夏場所の新番付

 日本相撲協会は28日、大相撲夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表し、春場所で3度目の優勝を遂げた大関大の里が東正位から横綱昇進に挑む。西大関は琴桜。新横綱の先場所で途中休場した豊昇龍を含む「1横綱2大関」の顔触れは変わらない。
 関脇は大栄翔が東、大関経験者の霧島が返り咲いて西に座った。先場所で優勝決定戦に進んだ元大関の高安が東小結となり、昨年初場所以来の三役復帰。元関脇の若隆景は再小結で西に就いた。
 新入幕は嘉陽と栃大海。嘉陽は元関脇嘉風が創設した中村部屋から初めて、栃大海は2011年技量審査場所の栃乃若以来となる春日野部屋からの新入幕力士となった。狼雅、玉正鳳が幕内復帰。
 元大関の御嶽海は15年秋場所以来となる十両に転落し、東の筆頭。元小結の北勝富士は西幕下3枚目に落ち、16年名古屋場所から守ってきた関取の座を失った。
 新十両は日体大出身の宮城改め宮乃風、近大出の三田、「昭和の大横綱」大鵬を祖父に持つ夢道鵬の3人。大奄美が再十両。 
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集