進展なければ「作戦拡大」=人質解放へハマスに圧力―イスラエル軍
【カイロ時事】イスラエル軍のザミール参謀総長は24日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファの部隊を視察し、イスラム組織ハマスが拘束する人質の解放に向けた交渉で進展がなければ、ガザでの軍事作戦を「より強力で大規模」に展開すると述べた。人質解放とガザの停戦を巡る交渉で仲介国からも譲歩を迫られるハマスに対し、一段の圧力をかけた形だ。
報道によると、イスラエルの治安当局は、ガザの広範な地域を管理下に置き、戦闘部隊を増強する計画を内閣に提出する予定。ただ、政府としてはまず交渉を優先する方針だという。
一方、イスラエルのメディアは、従来ハマス寄りの姿勢を取ることもあった交渉仲介国のカタールが最近、ハマスに武装解除を求める姿勢に転じていると報道。武力の放棄を拒否するハマスが孤立を深めていると指摘した。こうした中、イスラエルの対外情報機関モサドのバルネア長官が、カタールのムハンマド首相兼外相と会談するため、同国に向かったと報じられている。
[時事通信社]
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