「神舟20号」打ち上げ=宇宙で生物再生実験―中国
【北京時事】中国の宇宙飛行士3人を乗せた宇宙船「神舟20号」が24日、北西部の酒泉衛星発射センターからロケットで打ち上げられ、中国独自の宇宙ステーション「天宮」にドッキングした。交代要員となる3人は半年間のステーション滞在中、設備の補修や生物実験を予定している。
今回の実験では、体を細かく切断しても再生する小さな生物「プラナリア」などを使う。中国が宇宙空間でプラナリアの再生を試みるのは初。専門家は、中国メディアに対して「将来的な宇宙医学の進歩に加え、人間の細胞の老化や傷の修復を研究する上で重要な手助けになる」と説明した。
習近平政権は「宇宙強国」を目標に掲げ、宇宙開発の分野で急速に米国を追い上げている。昨年6月には中国の無人探査機が、月の裏側で採取した土壌を世界で初めて地球に持ち帰った。中国メディアによると、土壌は今月開幕した大阪・関西万博で展示され、中国館の目玉になっている。
[時事通信社]
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