阪神、鮮やか逆転劇=七回2死から集中打―プロ野球

阪神の上位打線が、終盤の鮮やかな集中打で4連勝を手繰り寄せた。1点を追う七回。2死走者なしから、1番近本の左翼線への二塁打で反撃が始まった。続く中野は外角の変化球を流し打ち、三塁手の横を抜く同点の左前打。「どんな形でも得点に結びつけたいと思っていたが、いいところに飛んでくれた」
なお2死三塁の場面で、3番森下は初球の高め速球を思い切りよくたたく。「同点にしてくれたので、楽な気持ちで打席に入ることができた。単打でいいと考えたことが、良いスイングと結果につながった」。左翼方向へ引っ張った打球は、阪神ファンで黄色く染まったスタンドに飛び込む決勝2ランとなった。
DeNA3連戦の初戦だった22日は4得点で快勝したものの、複数得点を奪ったイニングはなかった。藤川監督は「チームとして勝ちに向かうところでは、もう一押し、二押ししなければいけない」と課題を口にしていた。
23日も打線は思うように機能しなかったが、投手陣が踏ん張り、延長の末に競り勝った。そして、この日の逆転劇。殊勲打の森下は「投手陣は粘り、野手は2死からでも点が取れる状態になっている。この勢いのまま行きたい」。白星を重ねながら、チームの状態も上がってきた。
[時事通信社]

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