大阪IR、30年開業へ起工式=万博会場隣接、騒音に配慮

カジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を目指す「大阪IR株式会社」(大阪市北区)は24日、大阪湾の人工島「夢洲」で起工式を行った。大阪・関西万博会場に隣接しており、騒音や景観に配慮しつつ、2030年秋ごろの開業を目指す。
IRを巡っては、博覧会国際事務局(BIE)などから万博開催中の工事中断を求められていた。同社は、騒音・景観対策として、工事現場を高さ2メートルの塀と1メートルの防音シートで覆うなどした。同日取材に応じた吉村洋文大阪府知事は「万博への影響を最小限にしながらIRを実現することは両立できる。連携しながら、30年の実現を目指す」と述べた。
敷地面積は約49万平方メートルで、IR施設などの延床面積は約77万平方メートル。初期投資額は約1兆2700億円で、米MGMリゾーツ・インターナショナルやオリックスが運営の中核を担う。
[時事通信社]
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