次世代に「より良い未来を」=デンマーク国王が万博訪問
デンマークのフレデリック国王が24日、大阪市にある人工島「夢洲」の大阪・関西万博会場を訪れ、同国の「ナショナルデー」式典に出席した。昨年1月の即位後初となった来日で国王は、デンマークなど北欧諸国の展示を通じ「次世代のために、より良い未来をつくろうとしている」ことを来場者に伝えたいと強調した。
デンマークは他の北欧諸国と共同でパビリオンを出展。国王は自国の展示が「環境に優しい都市設計、循環型経済の構築、革新的なソリューションを紹介している」と説明した。式典では、デンマークと日本のアーティストによるジャズの演奏も行われた。
ナショナルデーは万博参加国に1日ずつ割り当てられ、各国が自国の文化などを集中的にアピール。国内外の賓客や一般来場者を招いて式典を開催したり、伝統舞踊や芸能を披露したりする。
[時事通信社]
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