井上「迫力ある試合を」=防衛戦へ公開練習―ボクシング

【ロサンゼルス時事】ボクシングのスーパーバンタム級世界主要4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が23日、防衛戦に向けて米ロサンゼルス市内で練習を公開した。5月4日にネバダ州ラスベガスで行われる一戦の相手は、世界ボクシング協会(WBA)同級1位のラモン・カルデナス(米国)。この日に米国入りした井上はすぐにジムを訪れ、ミット打ちなどで15分間ほど体を動かした。
カルデナスも同じ場所で公開練習し、両者は対面。井上は「調子が良さそう。まとまった選手なのでやりやすい印象は受けるが、一発には気をつけたい」と語った。米国での試合は2021年以来。重量級が重視される国でメインを張るほど、井上の人気は高い。「迫力ある試合をしたい。判定決着は望んでいない。盛り上がる試合がしたい」と意気込みを話した。
[時事通信社]

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