第四北越・群馬銀、経営統合へ=27年春にも、地銀3位うかがう

新潟県が地盤の第四北越銀行を傘下に持つ第四北越フィナンシャルグループと群馬銀行が、2027年春にも経営統合する方向で調整していることが23日、分かった。近く基本合意する。連結総資産を単純合算すると21兆円超。統合が実現すれば、福岡銀行を中心とするふくおかフィナンシャルグループ、横浜銀行などのコンコルディア・フィナンシャルグループに次ぎ、地方銀行3位をうかがう規模のグループが誕生する。
地盤が隣接する第四北越、群馬の両行は21年に連携協定を結び、事業承継や地域活性化などのビジネスで協力してきた。共同店舗の設置のほか、23年にはATM相互利用の手数料を無料にする取り組みも始めた。
一方、日銀の利上げで「金利のある世界」が到来し、貸し出しの原資となる預金の獲得競争は激しさを増している。今回、事業面での連携にとどまらず、大手地銀同士が統合によって経営規模の拡大を目指すことになり、今後地銀の再編が加速する可能性もある。
[時事通信社]
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