インド館、今週中に開館へ=ネパールは完成めど立たず―大阪・関西万博

13日に開幕した大阪・関西万博で、開館が遅れている海外パビリオン4館のうち、インドが週内にもオープンする見通しであることが22日、分かった。内装工事をほぼ終えており、近く開館に必要な検査を受ける。一方、ネパールは資金面の問題から工事が中断し、開館のめどが立っていないことが判明した。複数の関係者が明らかにした。
万博には158カ国・地域が参加しているが、22日時点でインド、ネパール、ベトナム、ブルネイの4カ国が開館していない。
インドは、日本側が基礎部分の建設を代行し、参加国が外装や内装を行う「タイプX」で出展する方針。開幕後も急ピッチで続く工事の様子を一目見ようと訪れる来場者が相次いでいた。
日本国際博覧会協会の幹部はベトナム、ブルネイについても「4月中に開館すべく手続きが進んでいる」としている。
ネパールは、参加国が自前で建設する「タイプA」を計画していた。しかし、関係者によると、外観は完成したが、出資する民間企業の資金繰りに問題が生じて施工業者への入金が滞ったため、内装工事が中断。館内は資材が置かれたままになっている。
同国の外務省高官は時事通信の取材に対し「来週までに問題を解決したい」と述べた。
この他、アンゴラは初日の13日に開館したものの、翌日からは「技術的調整」を理由に閉館し、再オープンのめどは立っていない。
[時事通信社]

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