70歳誕生日に地球帰還 NASAの現役最年長飛行士
【ワシントンAFP=時事】米航空宇宙局(NASA)の最年長の現役宇宙飛行士、ドナルド・ペティ氏は20日、国際宇宙ステーション(ISS)での7か月間の任務を終え、地球に帰還する途中に70歳の誕生日を迎えた。≪写真は、カザフスタン・ジェズカズガン近郊に着陸した「ソユーズMS-26」から出され、医療テントに運ばれる米航空宇宙局〈NASA〉のドナルド・ペティ宇宙飛行士〈中央〉≫
ロシアの宇宙開発企業ロスコスモスは、ペティ氏とロシア人宇宙飛行士2人を乗せた有人宇宙船「ソユーズMS-26」が、モスクワ時間20日午前4時20分(日本時間午前10時20分)にカザフスタンのジェズカズガン近郊に着陸したと発表した。
3人は220日間のISS滞在期間中、地球を3520回周回し、全約1億5000万キロを移動した。
29年に及ぶキャリアの中で通算18か月以上を軌道上で過ごしているペティ氏にとっては、4回目の宇宙飛行だった。
NASAが公開した着陸時の画像には、日の出を背景に小型カプセルがパラシュートで地球に降下する様子が映っている。
帰還した宇宙飛行士たちは、救助隊によって医療テントに運ばれる際、親指を立てて無事をアピールした。
NASAは声明でペティ氏について、宇宙船から出た際にはやや疲れた様子だったが、「地球帰還後としては想定の範囲内であり、体調は良好だ」と述べた。
ペティ氏はカザフ・カラガンダ市を経由し、米テキサス州のジョンソン宇宙センターへ向かう予定。【翻訳編集AFPBBNews】
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