ローマ教皇、米副大統領と会談=不法移民送還巡り対立
【パリ時事】フランシスコ・ローマ教皇は、キリスト教のイースター(復活祭)に当たる20日、バンス米副大統領とバチカンで会談した。教皇はトランプ政権による不法移民の強制送還を批判する立場で、対立する両者の会談が実現するか注目されていた。
公式メディア「バチカンニュース」によると、会談は非公開で数分程度行われた。内容は明らかにされていない。バンス氏は19日にもパロリン国務長官ら教皇庁高官に会い、国際情勢について意見交換していた。
教皇は今年2月、米国のカトリック関係者に宛てた公開書簡で、トランプ政権の不法移民対策が「重大な危機」を生じさせていると非難。強制送還は「悪く始まり、悪く終わる」とし、「移民を差別し、不必要な苦しみをもたらす主張に屈しない」よう信者らに求めた。
報道によれば、バンス氏は2019年にカトリック教徒となり、中世の教えを根拠に移民対策を正当化している。
[時事通信社]
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