進化示した日本=五輪へ課題は攻撃力―世界女子アイスホッケー
【チェスケーブジェヨビツェ(チェコ)時事】アイスホッケー女子の世界選手権で、日本は7位で大会を終えた。17日にチェコのチェスケーブジェヨビツェで行われた準々決勝では、世界ランキング1位のカナダに1―9で完敗したが、大会を通じて昨季からの成長と今後への課題が見えた。
日本は1次リーグを3勝1敗で通過した。ハンガリー、ドイツを相手に無失点。スウェーデンには昨年の世界選手権に続き敗れたが、当時は2―6で今回は0―2。差は縮まっていた。守備面での収穫が多く、相手と1対1になった場面で以前より負けなくなった。主将の小池詩織(道路建設)は「取り組んできたディフェンスが通用した部分はある」と手応えを口にした。
課題は攻撃だ。今大会は相手のミスや隙を突いてうまく得点した。しかし、さらに上を目指すには物足りない。「早い段階でパックを奪い、前へ進んでいかないと」と飯塚祐司監督。守備から素早く攻撃に切り替えるなど新たな得点パターンが求められる。
また、小池が「シュート数の割にスコアできていなかった」と振り返ったように、決定力を欠いた。相手の一時退場で数的優位となる「パワープレー」でも得点できなかった。来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪で目標の4強入りを果たすには、シュート精度の向上がカギになる。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
首相の私邸などで連続火災=放火疑いで男逮捕、テロ捜査も―英
-
万博、林官房長官「さらなる来場に期待」
-
学術会議新法案が衆院通過=特殊法人に改編、今国会成立へ
-
十両若ノ勝、右足痛め休場=大相撲夏場所
-
米国産100%のコメ発売=4キロ、2894円―イオン
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎