2025-04-18 14:07スポーツ

菅野、苦しい先発陣救う=「冥利に尽きる」2勝目―米大リーグ・オリオールズ

ガーディアンズ戦に先発登板したオリオールズの菅野=17日、ボルティモア(AFP時事)
ガーディアンズ戦に先発登板したオリオールズの菅野=17日、ボルティモア(AFP時事)

 【ボルティモア時事】米大リーグ、オリオールズの菅野が17日、ガーディアンズ戦で今季最長の7回を無四球で2失点に抑え、本拠地初白星となる2勝目を手にした。七回2死から空振り三振を奪ってマウンドを降りる右腕に、地元ファンから大きな拍手が送られた。
 オリオールズ先発陣の防御率は5点台。故障者が出るなどして台所事情が厳しい。菅野は通常なら休日を挟んで中5日となるところを、1日前倒しでマウンドに。「先発が苦しい状況で頼ってもらえるのはうれしいし、選手冥利(みょうり)に尽きる」と意気に感じ、力投で応えた。ハイド監督は「期待した通りの姿。先発が七回を投げてくれるのは大きい」と信頼を深めた。
 ガーディアンズの1番打者クワンは「スプリットとカーブを軸にするのは想定内。だが、スプリットの動きが大きくて低めを振らされた」と脱帽。昨季リーグ優勝決定シリーズに進出した強豪に鮮烈な印象を与えた。
 今季4試合目の登板は、35歳のオールドルーキーに対する期待が一層高まる内容だった。それでも菅野は「もっともっと積み重ねていかないといけない」。一喜一憂せず、しっかり前を見据えている。
[時事通信社]

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