野党、補正見送りを批判=「迷走」「翻意を」
野党は16日、2025年度補正予算案の今国会提出を見送る政府方針を一斉に批判した。一時は編成を検討していた経緯を踏まえ、対応が一貫していないことを問題視。米国の関税措置や物価高を受け、新たな経済対策が必要との声も相次いだ。
立憲民主党の水岡俊一参院議員会長は党会合で「補正の話が出たと思ったら、やっぱりやめるという。迷走している」と酷評。重徳和彦政調会長は記者会見で、補正成立に野党の協力が不可欠な少数与党の現状に触れ、「どんな要求をのまされるか分からないと懸念した上での判断ではないか」と指摘した。
日本維新の会の前原誠司共同代表も党会合で「二転三転だ。政権の混迷ぶりが表れた」と断じた。岩谷良平幹事長は会見で「翻意を促したい。直ちに補正を組むべく動いてほしい」と求めた。
共産党の田村智子委員長は会見で「何よりも物価高騰対策としては消費税減税だ」と主張した。
[時事通信社]
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