日本企業との協業に意欲=EV供給目指す―鴻海・関氏

台湾の電子機器製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業で電気自動車(EV)事業を指揮する関潤最高戦略責任者(CSO)が9日、東京都内で講演し、EVに関する日本の自動車大手との協業について「やるからには徹底的に、早くやりたい」と意欲を示した。
鴻海は自社開発のEVを他の自動車メーカーに供給する事業を進めており、三菱自動車が車両の生産委託を検討している。関氏は日本のEV市場について「悪く言えば(普及が)遅い。(成長の)余地がたくさん残っている」と将来性を強調し、台湾と距離が近いため事業上のメリットも大きいと説明した。
鴻海は8車種程度のEVを開発しており、一部については2026年ごろに日本で販売する見通しという。ただ、提携先については「特定のところとどうしてもやりたい、という意向があるわけではない」として、企業名には言及しなかった。
関氏は日産自動車出身で、23年2月から鴻海のCSOを務めている。
[時事通信社]
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