万博テーマ館8棟が完成=「いのち」多様に表現

13日に開幕する大阪・関西万博会場で、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に基づき8人の各界著名人が手掛けた「テーマ館」8棟全てが完成し、合同内覧会が3日、行われた。各パビリオンは、「いのち」をキーワードにそれぞれの感性で表現したもので、クラゲを模した屋根や人工的な虹などがお披露目された。
プロデューサーを務めるのは、生物学者の福岡伸一氏、アニメーション監督の河森正治氏、映画監督の河瀬直美氏、放送作家の小山薫堂氏、大阪大教授の石黒浩氏、音楽家の中島さち子氏、メディアアーティストの落合陽一氏、慶応大教授の宮田裕章氏の8人。
8棟は、万博会場の中央に楕円(だえん)状に配置され、独立しながらも連携する様子を表現する。アンドロイド(人型ロボット)と共存する50年後の未来や、生命の根源に迫る展示などを通し、来場者に「いのち」への理解を深める体験をしてもらうのが狙いだ。
生きることに欠かせない「食」を扱った小山氏は「感謝の気持ちを増大させ、人を思いやるきっかけになれば」と話す。宮田氏は「未来をつくるのは自分たち。未来に向けて歩むための手掛かりを体験の中で伝えられたら」と語った。
[時事通信社]
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