2025-03-20 18:34スポーツ

壱岐、楽しめた初舞台=高校野球

1回裏壱岐2死二、三塁、山口が先制の2点適時打を放つ=20日、甲子園
1回裏壱岐2死二、三塁、山口が先制の2点適時打を放つ=20日、甲子園

 玄界灘の離島から21世紀枠で初出場した壱岐は1回戦で敗退。先制打の山口が「人生で一番楽しい試合だった」と振り返ったように、試合後の選手らに落胆はなかった。
 好投手阪下の立ち上がりを攻めて2点を奪ったものの、その後は尻すぼみの展開に。エース浦上は五回に集中打を浴びて逆転を許し、「失投がいったら一発で仕留められる」と強豪との差を痛感。「自分の投球のせいで負けたと言ってもおかしくない」と責任を背負った。
 一塁側アルプススタンドには多くの島民が詰め掛けた。一球一球に大声援が注がれ、「今まで見たことのない景色だった。この人たちを次の夏に連れてきたい」と浦上。念願の聖地で得た経験は、今後に生きるはずだ。 
[時事通信社]

力投する壱岐先発の浦上=20日、甲子園
力投する壱岐先発の浦上=20日、甲子園
盛り上がる壱岐の応援席=20日、甲子園
盛り上がる壱岐の応援席=20日、甲子園

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