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2025-03-19 16:46World eye

ＵＳＡＩＤ解体差し止めを命令　「違憲の可能性高い」　米連邦地裁

【ワシントンＡＦＰ＝時事】米連邦地裁は１８日、イーロン・マスク氏が率いる政府効率化省（ＤＯＧＥ）による国際開発庁（ＵＳＡＩＤ）の閉鎖は憲法違反に当たるとして、即時差し止めを命じた。≪写真は、看板が撤去されたワシントンの国際開発庁〈ＵＳＡＩＤ〉本部≫
　この訴訟は、ＵＳＡＩＤの現職および元職員らがＤＯＧＥを相手取って起こしたもので、原告側は米国憲法の任命条項に基づき、マスク氏がこの権限を行使するには上院の承認が必要だと主張していた。
　地裁のセオドア・チュアン判事は、ＤＯＧＥによるＵＳＡＩＤの解体が「複数の点で米国憲法に違反している可能性が高い」と指摘。また、マスク氏が政府に対し広範な権限を行使し続けることを許せば、「任命条項の抜け道をつくることになる」との考えを述べた。
　さらに、ＵＳＡＩＤの閉鎖時期や方法を決定する権限は議会にあると指摘し、マスク氏とＤＯＧＥの行動は議会の権限を侵害しているとの見解を示した。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】

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