貿易・防衛費で強硬姿勢=対中国、同盟強化に意欲―次期駐日米大使
【ワシントン時事】米上院外交委員会は13日、トランプ大統領から次期駐日大使に指名された実業家ジョージ・グラス氏の承認公聴会を開いた。グラス氏は関税や米国の対日貿易赤字削減を巡り「日本と厳しい交渉に臨む」と表明。防衛費のさらなる増額や在日米軍への支援拡大を日本に求める考えも示唆し、対日圧力を高める姿勢を鮮明にした。
グラス氏は「日米関係の強化に向けて休まず働く」と約束。2027年度に防衛費を国内総生産(GDP)比2%とする日本の計画について「双方にとって好ましい形になるよう(見直しを)協議したい」と語った。「中国の軍事力は飛躍的に向上している」とし、対抗するため日米とオーストラリア、インドの4カ国の枠組み「クアッド」や、韓国、フィリピンを含めた多国間の連携を重視する立場も明らかにした。
また、米国産の液化天然ガス(LNG)購入に関し「日本に約束を守らせる」と強調。重要鉱物などのサプライチェーン(供給網)強化や、人工知能(AI)、先端技術面で日米が協力を拡大する必要があると訴えた。
[時事通信社]
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