自前建設の海外館「完了」2割=展示は一部開幕間に合わず?―万博

人工島「夢洲」(大阪市)の大阪・関西万博会場では、海外パビリオン建設の遅れが目立っている。自前で出展する参加国が手掛ける計42棟のうち、外装が完成して日本国際博覧会協会から「完了証明」を受けたのは約2割に当たる8棟。一部は開幕までに展示の設置が間に合わない可能性もある。
海外パビリオンには158カ国・地域が出展。このうち自前建設の「タイプA」は47カ国で、北欧5カ国などが共同で出展するため42棟が整備される。資材の高騰などが響き、建設業者との契約段階から遅れが指摘されていた。
協会によると、完了証明は受けていないものの外装工事を終えている国も一定数あり、開幕までにほぼ全ての建物が完成する見通し。一方、協会幹部は「展示に関しては、開幕後も準備作業を続ける国が出る可能性はあり得る」としている。
建設の遅れが響き、具体的な展示内容が公表されていない国も多い。協会は19日に公式ガイドブックを発売するなど、海外パビリオンを含めたコンテンツの発信強化に努める。
[時事通信社]
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