マンU、新スタジアムの建設計画発表 10万人収容
【ロンドンAFP=時事】サッカーイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは11日、歴史ある本拠地オールド・トラフォードの近くに新たに10万人収容の新スタジアムを建設する計画を発表した。共同オーナーのジム・ラトクリフ氏は、「世界最高」の会場になると約束した。≪写真は、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドの現在の本拠地オールド・トラフォード≫
ユナイテッドは、老朽化した現在のスタジアムを改修するか移転するかについて広範に協議を重ねた末、大きな決断を下した。新スタジアムの建設費は約20億ポンド(約3830億円)で、完成には5年を要する見込みとなっている。
1910年以来ユナイテッドの本拠地として使われてきたオールド・トラフォードは約7万4000人を収容可能で、クラブチームのスタジアムとしてはイングランド最大だが、近年は屋根の水漏れなどが問題になっていた。
新スタジアムの特徴は、トラファルガー広場の2倍の範囲を覆う傘のようなデザインと、「トライデント」と呼ばれる高さ200メートルの3本のマスト状の柱。完成すれば、スペイン1部リーグのFCバルセロナが現在改修中のカンプ・ノウ(収容人数は10万5000人を予定)に次いで欧州2番目の規模となる。
イングランドのトップリーグで20回の優勝を誇り、世界有数のクラブであるユナイテッドだが、近年はマンチェスター・シティやリバプールなどのライバルに後れを取り、今季もリーグ14位に低迷。ラトクリフ氏は、高い年俸に見合わない働きの選手がいると話している。
またピッチ上での苦戦と同様に、ユナイテッドは財政面でも約10億ポンド(約1915億円)の負債を抱えており、新スタジアム建設の資金をどう調達するかはまだ明らかにしていない。【翻訳編集AFPBBNews】
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