「短期で巨額調達難しく」=買収案取り下げでセブン創業家

セブン&アイ・ホールディングスの創業家は4日、同社の買収・非公開化の提案を取り下げた理由について「実行には非常に多額な買収資金が必要で、調達を短期間で実現するのは容易ではないことが明らかになった」と説明した。伊藤順朗副社長と創業家の資産管理会社・伊藤興業(東京)の連名で、弁護士事務所を通じて文書で公表した。
セブン&アイは、カナダのコンビニ大手から約7兆円での買収提案を受け、対抗策として創業家が8兆~9兆円規模の買収を提案した。だが、大口の出資先候補だった伊藤忠商事が参画を見送ったことなどから計画は頓挫。セブン&アイは2月27日、創業家が買収を断念したと公表していた。
創業家は買収提案に至った経緯に関し「大きな価値をもたらすことができると確信」したと説明。今後は「非公開化という方法に限ることなく、セブン&アイの成長、発展に貢献できるよう尽力する」とした。
[時事通信社]
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