備蓄米入札、10日開始=初回15万トン放出―農水省

農林水産省は3日、政府備蓄米の放出に向け、10日に入札を始めると発表した。同省はコメの流通に滞りが生じているとして21万トンの放出を決めており、初回となる今回は15万トンが入札の対象。将来買い戻す条件で大手集荷業者に売り渡し、早ければ今月下旬に店頭に並ぶ見通しだ。
深刻な不作や大規模災害への対応に限っていた備蓄米の放出を、流通の円滑化を目的に実施するのは初めて。2024年産は10万トン、23年産は5万トン放出し、落札した業者は4月末までに引き取る必要がある。
入札対象の備蓄米については、保管倉庫の所在地や収穫された年、産地、品種などの情報を公表。初回の放出には青森県産「まっしぐら」や山形県産「はえぬき」、宮城県産「ひとめぼれ」などが含まれる。
コメは調達競争の激化で価格が高騰している。総務省の小売物価統計調査によると、東京都区部で今年2月、「コシヒカリ」は5キロ当たり4363円と過去最高となった。
[時事通信社]
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