セブン創業家、買収断念=伊藤忠出資見送り、資金めど立たず

セブン&アイ・ホールディングスは27日、同社に買収・非上場化を提案していた創業家側から、買収資金の調達のめどが立たなくなったと連絡を受けたことを明らかにした。1兆円規模の拠出を模索していた伊藤忠商事も同日、「検討を終了した」とのコメントを出した。大口の出資先候補である伊藤忠の協力を受けられなくなり、創業家は現行案での買収は断念せざるを得ないと判断したとみられる。
セブン&アイを巡っては、カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールが昨年、約7兆円の買収を提案。創業家はこれに対抗し、8兆~9兆円規模の資金を投じて買収・非上場化する案を検討していた。伊藤忠や投資ファンドからの出資に加え、メガバンクなどから融資を受けることも想定していたが、資金調達は難航。鍵となる伊藤忠が参画見送りを決めたことで、現行案の実現は難しい状況となっていた。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
NYダウ、700ドル超安
-
事実誤認には「訂正の努力」=「ボウリング球」投稿受け―赤沢経済再生相
-
NY株、続落
-
新理事長に海堀氏=なでしこリーグ
-
教皇に「安らかな眠りを」=不法移民巡り確執―トランプ米大統領
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎