イスラエルに返還の遺体は別人=ハマスは故意否定、停戦交渉に影響も
【イスタンブール時事】イスラエル軍は21日、イスラム組織ハマスから20日に引き渡されたイスラエル人の人質4人とされる遺体について、母子3人のうち母親の遺体が別人と判明したと発表した。ネタニヤフ首相は「残忍な停戦合意違反であり、ハマスは代償を払うことになる」と非難。母親の遺体返還と残る人質全員の解放を実現するため「断固行動する」と強調した。
ハマスは「人質と他のパレスチナ人が一緒にいる場所を占領軍が爆撃したため、遺体が混ざった可能性がある」と弁明。今後調査を行うと約束する一方、「ネタニヤフの脅しは拒否する。合意履行は進める必要がある」と訴えた。また、別人とされた遺体の返還を要求した。
パレスチナ自治区ガザの停戦は現在、第1段階から恒久停戦を見据えた第2段階への移行が焦点だが、このプロセスに悪影響を与える恐れもある。
[時事通信社]
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