2025-02-21 10:32スポーツ

山本、納得の初登板=「自分の投球できた」―米大リーグ・ドジャース

カブスとのオープン戦に先発したドジャースの山本(手前)とベンチから見詰める佐々木(右から2人目)=20日、米アリゾナ州グレンデール
カブスとのオープン戦に先発したドジャースの山本(手前)とベンチから見詰める佐々木(右から2人目)=20日、米アリゾナ州グレンデール

 球場に「ワールドシリーズ・チャンピオン」とアナウンスされて歓声が起こる中、ゆっくりとマウンドに向かった。ドジャースの山本がオープン戦初戦に先発。「練習気分ではなく、しっかりと試合ということで登板しようと思った」。言葉通りに、気持ちのこもった投球を見せた。
 先頭のブルハンを約155キロの直球で追い込み、最後はスプリットで空振りを奪った。その後に2安打を許したが、2死一、三塁から5番ロペスをカットボールで空振り三振に。二回は打者3人と対戦したところで、初登板の球数制限もあって降板となった。
 控え選手中心で鈴木も不在だったカブスに27球。「自分の投球ができた。無事に登板できてよかった」。ロバーツ監督は「制球が良く、変化球を織り交ぜていた」と評価した。ベンチからは佐々木も見詰めていた。
 山本は3月18日に東京ドームでのカブス戦に先発予定で、相手は今永。開幕戦で日本人先発投手が投げ合うのは史上初で、「喜んでくれる方もたくさんいると思う。投げ合えるのはすごく楽しみ」と胸を躍らせた。(グレンデール時事)
[時事通信社]

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