「ロボット審判」を試験導入=オープン戦で―米大リーグ

【フェニックス時事】米大リーグ機構は18日、アリゾナ州フェニックス市内のホテルで記者会見し、ストライクとボールの判定を機械に委ねる「ロボット審判」について、今季オープン戦の一部で試験導入する詳細を発表した。これまではマイナーリーグで試行。メジャー公式戦では早ければ2026年からになる。
オープン戦では各チームに2度のチャレンジが与えられ、2度失敗すると権利を失う。打者、投手、捕手だけに行使する権利があり、判定に不満があれば自身のヘルメットや帽子をすぐにたたくのが合図。テニスなどの自動判定のように、結果は映像で確認できる。
マイナーでの試行で判定に要した時間は平均17秒だった。チャレンジを各チーム2度にした昨年のマイナー3Aでは、1試合での権利行使は両チーム合わせて平均3.9回。約半分が覆った。
アリゾナは10球団、フロリダは9球団の本拠地で「ロボット審判」を使用でき、オープン戦の約6割で実施予定。最初は20日のドジャース―カブス(アリゾナ州グレンデール)になる見込み。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎