福島第1廃炉で連携=岩屋外相、IAEAトップと会談
岩屋毅外相は18日、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長と東京・元赤坂の迎賓館で会談した。東京電力福島第1原発の廃炉や処理水の海洋放出などを巡り協議し、連携強化を確認した。
会談後の共同記者発表で、岩屋氏はIAEAの協力に感謝を述べた上で「処理水の海洋放出について『最後の一滴』まで安全な放出を行うべく、IAEAの関与の下で安全性を確保する」と強調。IAEAに対して、ウクライナへの医療支援などの目的で約1400万ユーロ(約22億円)の拠出を決定したと明らかにした。
この後に開かれた夕食会では、ロシアの侵攻を受けるウクライナの原発の安全に関する取り組みや核不拡散についても意見を交わした。
グロッシ氏は18日に来日し、20日までの滞在中、新潟県の東電柏崎刈羽原発と福島第1原発、除染土を保管する中間貯蔵施設を視察。福島では処理水放出に関する追加的なモニタリング(監視)を行う予定で、中国、韓国などの分析機関も参加する。
[時事通信社]
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