2025-02-18 21:51

令和版政治改革大綱を策定へ=立党70年「保守」強調―自民運動方針原案

 自民党の2025年運動方針の原案が18日、判明した。派閥裏金事件からの政治の信頼回復が途上であるとして、国民目線を意識した「令和版政治改革大綱」を策定する方針を盛り込む。立党70年を迎えることから「常に進歩を目指す保守政党」としての位置付けを明確化する。
 石破茂首相(党総裁)は18日、小渕優子組織運動本部長と首相官邸で面会し、原案の説明を受けた。今後、他の党幹部の意見も踏まえて内容を固める。早ければ21日の総務会に諮った上で、3月9日の党大会で採択する。
 原案は、参院選と東京都議選が行われることから「政治決戦の年」と明記。参院選の勝利を「至上命題」とし、党の勢力を結集して臨むと強調している。選挙でSNSの影響力が顕著になっていることから、政策や候補者の紹介に活用していく。 
 党改革では、総裁選の在り方に関して26年の党大会で成案を得ることを目指すとした。昨年の総裁選を受けて、青年局などが決選投票における地方票の比重を高めるよう求めていた。
[時事通信社]

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