阿蘇に春の訪れを告げる「野焼き」 熊本県

阿蘇山(熊本県)の麓で、春に向けて行われる毎年恒例の野焼きが今年も始まっている。草原を維持するのが目的。2月から4月にかけて枯れ草を燃やし、木々が伸びるのを抑制することで、新しい草の芽吹きを促す大事な作業だ。
野焼きは草が渇いていないと燃えないため、作業前の数日間は好天であることが必要。また、強風だと想定外の場所に延焼する危険性があることから火を入れられない。今年は雨や雪の日が多く、阿蘇山周辺では野焼きが延期される草原も多い。
かつて野焼きは地元の畜産農家のみで行われていたが、農家の減少や高齢化などで人手不足が顕在化。公益財団法人「阿蘇グリーンストック」が呼び掛け、ボランティアによる支援活動が行われている。15日には、枯れ草に点火する人材を養成する研修会も行われた。【もぎたて便】
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