「米国はプーチンに迎合」=ゼレンスキー大統領、直接交渉批判
【ベルリン時事】ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は17日に公開されたドイツ公共放送ARDのインタビューで、「米国はプーチン(ロシア大統領)に気に入られようとしている」と異例の表現で米国への不満を表明した。停戦に向け、頭越しにプーチン氏との直接交渉に進もうとするトランプ米大統領に対し、迎合的だとして懸念を示した形だ。
AFP通信によると、インタビューはミュンヘン安全保障会議が開かれた独南部ミュンヘンで15日に収録された。トランプ政権は、ロシアとウクライナの双方に圧力をかけ、早期停戦に持ち込みたい考えとみられる。ゼレンスキー氏は、停戦交渉がプーチン氏の意向に沿って進むことを警戒している。
ゼレンスキー氏は、直接交渉の問題点として「米国がプーチン氏に非常に都合が良いことを言っている」と指摘した。その上で「(米国は)成果を急いでいる」と語り、「単なる戦闘停止は成果ではない」と強調。占領地の回復や停戦後の安全の保証が必要だと訴えた。
[時事通信社]
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