農水省、備蓄米放出へ説明会=15万トン分、来月上旬に入札

農林水産省は17日、政府備蓄米の放出に向け、コメの大手集荷業者を対象に入札条件などの説明会を開いた。高騰した2024年産米の価格抑制につなげるため、同省は主要な集荷業者の不足量と同じ規模に相当する21万トンを放出する計画。このうち、15万トン分の入札を3月上旬に実施する。
東京・霞が関の農水省内で開かれた説明会には11人が出席したほか、約200人がオンライン形式で参加すると事前登録していた。同省の担当者は、入札参加資格の審査を今月25日まで受け付けるなど、今後の手続きについて説明した。
深刻な不作や大規模災害時に限っていた備蓄米の放出を、流通の円滑化を目的に実施するのは初めて。今回、農水省が備蓄米を売り渡す対象は、年間仕入れ量が5000トン以上の大手集荷業者。3月半ばに引き渡しを始め、下旬から4月上旬にはスーパーなどの店頭に並ぶ見通しだ。
[時事通信社]
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